Twitterで繋がっている方が読んでいた『想い出あずかります』という本を買うために書店に行って、「あったあった!」と案外早く見つかり、ウキウキしながら帰ってきました。

しかしなんと、「あずかり」というワードだけを頼りに探していたら、買ってきたのはあずかり違いのこの本だったのです!笑

しかしまあ、これもなにかの縁でしょう。

ということでしっかり大事に読みました( ¨̮ )

1日100円でなんでもあずかってくれる「あずかりやさん」を舞台に、様々な人やものの関わりを描いています。

あずかりやさんの店主ではなく、それを取り巻く人間以外のもの目線で描かれているのが、とても可愛らしいです。そして時々笑えます。笑


店主の真摯な姿勢が素敵です。

まっすぐに生きよう。

そう思えるものがたりです。

勘違いから出会ったものがたりですが、読んでよかったです058.gif


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次は、ほんとに
『想い出あずかります』
買ってこようと思います。笑



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by heibongatari | 2016-06-16 17:25 | ものがたり

『ビオレタ』寺地はるな


『ミナトホテルの裏庭には』を読み終わってすぐに、「次はこれ読もう!」と決めていました。

寺地さんの文章は、常に次の文章への期待感を抱かせてくれる、不思議な力があると思います。
激しいことばではないけれど、頭が、心がもっていかれる感覚。
あ、やっぱりことばでは言い表せないです。(笑)


道端で号泣していた妙を拾ってれた菫さんと、そのまわりの人々。
菫さんのお店「ビオレタ」にやってくる人々。
妙の家族。

登場人物ひとりひとりの背景にあるストーリーや抱える思いまで、詳細に感じることができて、それぞれがそれぞれにとっても魅力的なんです。

個人的には妙のお父さんがとても好きでした。なんとなく、ゆるっと生きているように見えて、しっかり見ていて語るべきところで語る。すごく素敵なお父さんでした。


そして読み終わった後思わず、箱を探しました。(笑)

菫さんのお店で売っている「棺桶」
自分なら何を入れるか、考えました。まだ答えは出ていませんが。

この先どうしても、自分ではどうしようもない悲しみとか苦しみとか怒りとか、そういうものにぶち当たったとき、このものがたりを思い出して、「あ、棺桶に入れて埋めよう」って思うと思います。
そう考えると、このものがたりを知っていることは、自分にとってすごく大きなお守りになるんじゃないかなと思いました。


うん、

お守りのものがたり

だと思います。

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by heibongatari | 2016-06-08 11:35 | ものがたり

惚れている -Ⅰ-


『タイニー・タイニー・ハッピー』

この本をご存知の方は多いかもしれません。

私がはじめて手に取った飛鳥井千砂さんの作品は、この『タイニー・タイニー・ハッピー』でした。
書店で偶然この本と目が合ってしまった(気がした)のです。

この作品で飛鳥井さんの大ファンになった私は、片っ端から飛鳥井さんの作品を読み漁りました。


◆タイニー・タイニー・ハッピー

◆アシンメトリー

◆学校のセンセイ

◆はるがいったら

◆サムシングブルー

◆チョコレートの町

◆鏡よ、鏡

◆海を見に行こう

◆君は素知らぬ顔で

◆UNTITLED

◆女の子は、明日も。

◆砂に泳ぐ


書籍化されている作品はすべて読みました。

飛鳥井さんの魅力は、日常の中の小さなドラマを切り取り、繊細に描くところだと思います。
普通に過ごしていたら気づかぬふりをしてどんどん流れていってしまうような、小さな小さな感情たちを上手にすくいあげて表現してくれます。
特にOLが主人公のものがたりが多く、自分と同じような目線、似たような世界で繰り広げられるものがたりにどんどん吸い込まれ、離れられません。


私が飛鳥井さんのファンになるきっかけとなった『タイニー・タイニー・ハッピー』

私の中で、この作品をも大きく上回る、唯一無二の思い入れがある作品があります。

それが『サムシングブルー』です。

元親友と元彼が結婚する。
なかなか整理できない気持ちを抱えながらも、友人たちとお祝いの準備を進めていく主人公。
葛藤がありながらも、前に進もうともがく主人公は、最後にふたりを祝福することができるのか。


度々繰り広げられる、主人公たちの学生時代の回想は鮮やかで、懐かしく、胸が締め付けられるような思いで読みました。
この描写が美しすぎて、この作品にどっぷりハマりました。

何度も何度も読み返しています。

人の幸せを本当に心の底から祝福することは、時に難しいことだと思いますが、自分の大切な人たちの幸せを祝う心の余裕を常に持ち続けていたいなと思います。



自分は読書をすることで心の余裕を持つことができる気がしていますが、飛鳥井さんの本を読むと、心が「育つ」気がします。

この作家さんと出会ったのは自分にとってとても幸運なことでした。


これからもご活躍を楽しみにしたいと思います。


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by heibongatari | 2016-06-04 14:11 | ものがたり

メルカリ族になってみた


1ヶ月ほど前ついに「メルカリ」を始めてみました。

テレビCMを見てからなんとなく気になっていたのですが、
「知らない人との取引ってちょっと怖い」
「支払いとかめんどくさそう」
等々のマイナスイメージから、なかなか始められずにいました。

私が始めたきっかけは、弟(大学生)がすでにやっているというのをのを知ったことでした。

聞けば、使わなくなったゲーム機や読み終わった漫画等を出品し、けっこうな売上金を得ているらしいのです。

「案外気軽にお小遣い稼ぎができるのかもしれない026.gif

ということで、簡単な登録を済ませ、いざメルカリ族の仲間入り!!

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↑ホーム画面はこんな感じです。出品されている商品が新着順にならんでいます。



この1ヶ月間で出品した数は49点、売れた数は19点、売上金は約25000円となりました。

出品したものは主に、数回しか着用していない洋服や読み終えた本、ミュージシャンのグッズなどです。

グッズはけっこう需要があり、特によいお値段で売れました。

ちなみに、売るだけでなく、出品されている商品を買ってみました!

買ったのは、フラフープ(笑)、スポーツウェア、腕時計の3点。フラフープと腕時計は新品です。

「新品」、「未開封」、「未使用」といった商品がけっこう安く出品されています。

自分の売上金を使って購入することもできるので、お財布のお金を減らさずに買い物できるのが、なんだかいい気分!

お金の支払いは直接ではなく事務局を通して行うので、取引相手に口座を教えることも、教えてもらうこともありません。

発送方法は基本的に出品側が決めますが、住所をお互いに知られずに発送できる方法もあるので安心です。


結論、(今のところ)メルカリ族は楽しい!!

ただ、ひとつ注意しなければならないのは、暇なときにちょいちょい出品されている商品を見てしまって、買い物欲がじわじわ湧いてきます。
必要ないものは買わない!という強い意志を持って閲覧すべしです034.gif



今後も地味~に続けていこうと思います。



※この記事は、他のフリマアプリやオークションサイト等と比較してのものではありませんし、あくまで主観ですのでご了承ください。


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by heibongatari | 2016-06-03 13:05 | そのほか


母が購入していた本です。
(弟が来年就活だから買ったのか?)

就職活動が採用側目線で書かれているものがたりでした。

人事の人たちってこんなことまでしているのか…という衝撃。
採用側と学生の駆け引き。

そういう部分もおもしろかったのですが、自分としては「バリバリ働く女性のプライドと闇」みたいなものが垣間見えた気がして、興味深かったです。


手に入れるまでの執着心、手に入れた瞬間スッと冷めてしまう人の心。

最後は少しゾワッとしてしまいました。



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サスペンスのようなひんやりとした感触の残るものがたりでした。



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by heibongatari | 2016-06-02 17:39 | ものがたり


ある書店のツイートを見て、読みたい衝動に駆られたものがたりでした。


書店のディスプレイもまた素敵だったんです056.gif

私はその本を目当てに足を運びましたが、ぷらぷらっと通りかかったお客さんも絶対手に取ってしまうと思います。

書店員さんのセンスとあたたかさを感じながら、幸せな気分で購入しました。



全体としてはゆったりとした雰囲気でしたが、飽きることなく一気に読み切ってしまいました。

ところどころチクッとした痛みがあったり、じんわりとあたたかくなったり、胸が揺さぶられました。

登場する人々それぞれが抱える脆い部分に、自分もすごく共感するところがありました。

自分の弱いところ、周りの人の弱いところ、ぜんぶ認めて受け入れていきたい、と思えるものがたりでした。



寺地はるなさんのポプラ社小説新人賞受賞作『ビオレタ』も読んでみようと思います。


また素敵な作家さんに出会ってしまった016.gif


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独り占めしたいものがたり。

思わず、「きれいな花が咲いている」と声に出してしまいました。




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by heibongatari | 2016-06-01 20:05 | ものがたり